「アフリカ戦線異状なし~俺的に記念日~」
ロスタイム。コーナーで粘るオオシ。
あと少し。あともう少し。
思えばとっても長かった。去年のナビスコ@さいスタ浦和戦でアウェイ戦にデビューしたおいら。
無情の雨に打たれながら、今は仲間となった山瀬の飛び込みに驚愕していた。
まだまだ根性なかった。負けとわかるやいなや、当時の連れが「帰る!」言うんで早々に撤退した。シルエット状に闇に浮かぶさいスタから「We are Reds!」の凱歌。
以降、アウェイでの成績はドローか負け。(★今年の国立での柏戦はアウェイって気がしないんで除外w)
CS2戦目は優勝決定こそしたものの、90分の戦いとしては負けていた。
長居でのオオシハットも見ていない。広島のシオの一撃も見ていない。やっと関東を抜け出して名古屋の地に立ったときもドロー。等々力、魔物の棲む味スタ・・・もう、あんな思いはごめんだ。
暑さで意識飛ばしながらも聞こえてくる言葉。
「飛ばなきゃ勝てねぇんだよ!」Tristanさんが倒れそうになりながら燃えている。
初めて持っていったL旗を活躍させるべく通路に出る。右手に新横さんとカリスマさん。
「全力で飛べって。奴ら、絶対応えてくれるから・・・」そう云って下さったのは新横さんでしたよね。(ブログのコメントで・・・)
気合入れまくりでL旗ぶん回してたら人に当たっちまってシミスポに注意される。(当たった人、ほんとにゴメンナサイ。)こうなりゃ飛ぶしかない。
通路で飛ぶ飛ぶ。運動不足の体はすぐばてる。
きつい。でもピッチの連中はこの状態で走りきらなきゃ指弾されるし、その前に勝てない。
一緒に戦うなら・・・負けていられない。
ロスタイムが終わる。勝利。
勇蔵、本当にありがとう。
勝つって、大変だ。「負けられない試合」はあるけれど「勝って当たり前」の試合はない。だから全力で俺たちがサポートするんだ。たとえ翌日自分の声が犬のケンケンみたいになっても。
もっともっと、こんな気持ちをたくさん経験したいよ!
※アフリカとは:関東平野ど真ん中に位置するサバンナのようにまっ平らで日陰もない酷暑の町熊谷はまさにアフリカである。
-横浜無敵艦隊地理資料集より-
by trico_dragon_no_9
| 2005-08-07 18:48
| 横浜F.マリノス