アグレッシブにポジションを狙いにいく。
昨シーズン、1年を通して主力として戦ってきた男が開幕のベンチにいませんでした。
彼にとって言葉には出さなくても「屈辱」の出来事ではなかったでしょうか・・・?
後半のオプションとして今年重用されているのがジロー。もともと似たようなタイプのFWで、どちらかといえば坂田のほうがこの2年くらいは陽のあたる場所を歩いてきました。
もがき、苦しみ、アグレッシブにミニゲームをこなすその姿はポジションを渇望するエネルギーがみなぎっていました。去年、こんなにアグレッシブだったかなぁ・・・
争う相手はマルケスという職人。前節でも前へ後ろへ自在に動き、敵のマークを完全に混乱させたFWです。この職人とどう渡り合うのか・・・。
坂田の持ち味はとんでもない加速力。左サイドでドゥトラとパス交換しながら敵のマークをスピードで振り切り、低い弾道の「魚雷」のようなシュートで闘っていたのが04シーズン。2ケタのゴールをマークしたのはそんな持ち味が発揮されたからこそ。
闘ってほしい、期待の・・・いや、もうエースとして頑張ってほしい男です。
by trico_dragon_no_9
| 2006-03-10 02:19
| 横浜F.マリノス