さよなら、サンチョル兄さん。(遅れてごめんよ・・・)
久保さんの腰のことだの、いろいろ心乱れててエントリーのタイミングが遅くなっちゃった。
でもきっと、サンチョル兄さんは「君にとっては今のチームのことの方がが大事だからいいよ」って笑って許してくれそうな気がする。
この写真。まだまだ持ってるデジカメの性能も悪いし自分自身の構図のとり方も悪いなぁって思っちゃう1枚だけど、確かこの日、ユ・サンチョルという男の名前が頭に「味方」としてインプットされた日のように思う。
サンチョル兄さんって言うようになったのもこの頃かな。それまで「敵」としてしか認識できなかった韓国代表の選手が心強い味方と思えるようになった。
忘れられないエピソードもある。この2004年のナビスコカップ準々決勝レッズ戦。ジョンファンとサンチョル兄さんは代表への合流を遅らせてまでこの戦いに参戦してくれた。そしてその戦いで・・・サンチョル兄さんはアルパイにぶっ壊されて代表に合流することもできなかった。
背番号8がとても頼もしかった。ボランチに背番号8を見るだけで負ける気がしなかった。最高の闘志を持つ男だった。
サンチョル兄さん、あなたがマリノスで最後に背負った背番号8は今、最強のMF、マグロンが背負ってます。最高のテクニックと闘志を持った男です。蔚山のメンバーとして来日できなかったらしいけどここからあなたに感謝します。そしてあなたのいたマリノスを今年、再び頂点へ導くよう全力で応援します。
さようなら。ありがとう。サンチョル兄さん。
これからはゆっくりと、サッカーを楽しんで見て下さい。ほんとにありがとう。
by trico_dragon_no_9
| 2006-03-10 10:48
| 横浜F.マリノス