あの日から。
いろんなことが変わった。たくさんの見たくないものを見た。
俺らにホームはあるのか。ことあるごとに問い、確認してみたがあの日以降芳しい答えはない。
ざっくりと裂かれた心から流れ出たものはトリコロールの血と、思いのほか多い膿み。
勝ち点の足もぴたりと止まった。嘆いても叫んでもなかなかその足が速まることはなかった。
あの日、俺らはどれだけのものを失ったのか。
あの日、俺らはどれだけの真実を知ったのか。
あの日、実は虚飾のホームの裏側を見たのかもしれない。
実のないホーム。アドバンテージのないホーム。
でも嘆きのホームはもう終わらせよう。
痰を吐いた連中が帰ってくる。ホームを間違いなく汚した連中が帰ってくる。
どこまでやれる?どれだけ誇りを守れる?
試金石のホーム戦まであとわずか。
by trico_dragon_no_9
| 2006-05-11 11:54
| 横浜F.マリノス