3日遅れの鹿戦記。

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いろんな想いのこもった鹿島戦だった。
ナビスコ2ndレグ、終了ホイッスルと同時に通路に座り込んだ。試合に負けてはいない。アウェイゴールによる負け。駐車場で「俺たちのヒーローだよ」と柳沢を称える鹿島サポ。

「W杯、何もできなかった男がこんなときに・・・」

悔しさの中でエンジンをかけた日を思い出す。だからこそ、今日こそ。ワインレッドの連中を叩きのめしてやるって想いが強かった。前日のトレセンで水沼監督と握手をした。
「俺らも全力で応援しますから、ナビスコのリベンジ、絶対してくださいね!」
静かにうなずく水沼監督。メッセージを伝える自分の声がうわずり、噛んでいるのがよくわかった。
監督としての風格がおいらを緊張させたのだろう。凄い勢いでこの風格を得てきた人。
そのいきさつがどうであれ、この監督にリベンジを託すのだ。
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この日のトレセンでチームが取り組んでいたことはすべて実戦に直結するものだった。サイドからの攻撃を繰り返し練習し、攻め込まれた後のことを想定したであろうロングフィードの練習。

坂田艇長が早い時間でその練習を結果に結びつけた。ドゥトラのクロスに高い打点でのヘッドを放ち奴らのネットを揺らした。爆発する想い。でも早い時間での得点なのですぐに気持ちを切り替える。
バンデーラの張りがこれまでにないくらい強かった。想いはひとつ。鹿島粉砕。全員がナビスコのリベンジに燃えている。旗も凄い勢いで竿同士がカチカチ当たったりしていたけど想いが一致しているからさほど問題にならない。

鹿島も若手を使っているとはいえ、深井というめんどくさい駒を持っている。ただ、両サイドの裏はガラガラ。ドゥとハユマばかりでなくても、何かやれそうだ。
そう思ったところでドゥトラのロングフィードが久保に渡る。左サイドを駆け上がる久保。センターには坂田。鹿島DFは久保自身からのシュートと坂田のフィニッシュを恐れていた。裏をかくようにマイナス気味のパスを繰り出す久保さん。そこには山瀬の兄ちゃんがいた。きれいに決める兄ちゃん。ザマミロ。こけてる鹿島DF陣を眺めつつ大旗を振りまくった。

しかしめんどくさい駒はやっぱり動いてきた。ちょろちょろとゴール前に顔を出し、1点返してきた。深井、本当にめんどくさい奴だ。

これ以降はヒヤリとしたり、あともう一歩!って思うことの連続。絶対気を抜かない。気がつけばおいらは味方DFがビルドアップを始めるあたりから旗を振り出すようになっていた。

あと10分・・・あと5分・・・ロスタイム。

守りきってくれ・・・想いは強くなる。気がつけばマルケスに大さんという老獪な駒を水沼監督はピッチに送り込んでた。もう少しでルンバだ。そして勝利。
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こんな綺麗なルンバ、久しぶりだ。傘の数が多くて向かいのオーロラビジョンを見ないと全体の様子が見えない。凄い数の傘。そしてその中にひるがえるおいらと仲間の大旗。
坂田がお立ち台に向かう。ほんとよくやった。福岡にいけなかったから生で見た今年の彼の初ゴールだ。

この勢いをそのままに。確実に広島を倒してくれよ!そして鹿島に対してリーグ戦ダブル達成。鹿島メルダに負けるわけないだろ?だって奴ら、鹿だもん。
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by trico_dragon_no_9 | 2006-10-25 02:08 | 横浜F.マリノス