バイバイ、マルクス。
マルクスと初めてあったのは05シーズンの川崎戦(アウェイ)。等々力の2階席から突進してゴールを決めてった水色と黒のマルクスを見てイラついたのが最初。でもあの頃はすでにキャリアの曲がり角を曲がり始めてて、翌年の途中には東京Vに移籍していた。
いろんな選手と出会い、お別れをしてきた。でも今回ほどお別れするにあたって「何もない選手」ってのは初めてだ。作戦が二転三転し、スタメンから完全に控えとなってしまったことから、本当に不本意な時間を過ごさせてしまったことが悔やまれる。
横浜に来てくれてありがとう。本意じゃないかも知れないけど、試合前の紅白戦で狡猾な敵の外人選手役を買って出てくれてありがとう。またいつか、どこかで。
長期的・ロングレンジの未来像を語る上でユースといった育成部門へのてこ入れが重要であることと同時に、後半戦をしたたかに戦う上での即戦力の獲得も同様に重要であると思う。身の丈にあった予算内であることは健全なクラブの将来を考える上で必須条件ではあるが同時に「計算できる選手」であることも必須条件である。そして若手が多い現在、その範となる世界での戦いの経験者が望ましい。(ホントはこれ、鈴木の役割なんだよなぁ・・・)
さてトップの変わった横浜はどう動くのだろう?
by trico_dragon_no_9
| 2007-07-11 03:32
| 横浜F.マリノス