まかせた!

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正直広島戦は苦しい試合だった。ユージが反省しきりだったことに申し訳なくてたまらない。
わかりきっている空気だった。ホームでの名古屋戦の空気に似た、どこで締めて声を出そうかわからないまま、フワフワ浮き足立ったままの試合の入り。前半、ピッチで選手たちのプレスが効かないのと同じように押し切れない応援。

なぜかそれでも苛立ちすら沸かず、落ち着いているわけでもない自分の感情に自分が戸惑っていた。否定したいが、オオシのゴールが決まった後、「ひっくり返すのは時間の問題」という慢心のようなものがあったことは否めない。絶対持ってはいけない感情。「俺たちは無敵」と思い込む心。

ハーフタイム。
おいらは敵のゴール裏上空に浮かぶ月を眺めていた。ときに鮮やかに輝き、ほんの少しの時間差で雲間に消えていく月。全力でやらなければこの快進撃の輝きも雲間に消えていく。1点ビハインドのハーフタイムに色々な想いが頭の中をよぎった。
その最後に思ったこと。それは「俺たちはまだ道の途中にいるだけ」ってこと。すげーすげー言ってたらすぐにまた沈む位置に俺たちはいるのだ。

後半。
チームは怒涛のプレスを思い出したように始める。韋駄天ジローがまたまたリズムを変え、職人マルケスが鰻のようにドリブルで攻め上がる。そして電光石火の一撃でハユマがゴールを決める。前半あれだけ右サイドで寝ぼけていた男が決めたのだ。
まだまだ攻め続ける。CKでなんと職人マルケスが鬼神マルケスに豹変してバクスタを煽る。

「俺たちに力を!」

いつも渋く、冷静な職人が煽ったもんだからバクスタのボリュームスイッチが壊れたかのように大きく揃った手拍子が始まる。俺たち、捨てたもんじゃない。
でも、神様はまだ俺らに無条件で味方はしてくれないようだ。結果はドロー。清水に抜かれ、柏は肉迫してきている。
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8・11は素敵だったしその後の連勝も素敵だった。けれどまだ振り返る暇なんかないのだ。
松田が負傷してしまった。怪我の検査結果は左膝内側側副靭帯損傷(全治8週 MRI検査 )。それでも転がっていくしかない。ちょっと熱くなって日本平で退場して以来、その座をマツに譲っていた番長が帰ってくる。厳しいけれど前進するのだ!
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by trico_dragon_no_9 | 2007-08-28 22:02 | 横浜F.マリノス