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BOYS ON THE RUN ~その1~

BOYS ON THE RUN ~その1~_b0038792_1893012.jpg気がつくと約半月近く更新してなかったなぁ。
毎年のことだけど、仕事が月を追うごとに忙しくなる季節に入ってまいりました。



久々の更新をするまでの間、いろいろありましたね。柏に〇×▼したり、代表戦があったり、U22があったり、なでしこがあったり。それぞれに意味があっていい方向に出たり悪い影響が出たり。ユージの疲労も悪い影響ではあるけど、逆にいえば勇蔵と那須にすばらしく大きなチャンスと経験を与えたわけで。


今シーズンからGKの新しい仲間として頑張ってきた富永選手の移籍が決まったのもこのブランクの間だったなぁ。でっかい体で野太い声でコーチングするのが印象的で、それで「ふれあい広場」ではむちゃくちゃ素朴で気さくな人だったけど、札幌へ移籍していった。

彼はトライアウトで横浜に来た。諦めることなく挑戦して手に入れた4番目のGKの位置。ずっと腐ることなく努力してきたけど秋元くんが帰ってきて5番目のGKになってしまった。
GKは第2GKでもなかなか出場機会がないのは周知のとおり。いや、いいチームならばそうであって当たり前。GKがコロコロ変わるチームで強いチームって聴いたことがない。

でも控えのGKの存在意味は大きい。いつだったかオランダのPSVだったかフェイエノールトだったか忘れたけど第3GKまで故障してあたふた補強してたことがあったっけ。だからこそどんなチームも第3・第4のGKを置く。その役割をしっかりこなしてきたのが彼だった。


でもそんな彼に札幌からのオファー。第3GKとしてのオファーだったんだろう。
きっと彼の心境はブログエントリーのタイトルの曲の歌詞の一節と同じだったんだろう。
馬場俊英の「BOYS ON THE RUN」の歌詞にこんな一節がある。

-「これが最後のチャンス」と電話口でささやいて
祐次は今年32歳 山梨に妻を残し 東京
ワンルームのマンションから夜の甲州街道を見下ろして
煙草に火をつけては消し 消してはまた火をつけ直し
「明日のことは誰にだって わかりっこない」ってせめてつぶやいて
見上げるのは東京の夜空 そして今は遠い遠い遠い・・山梨の街


第5よりも第3のほうが可能性がある。そしてこれから這い上がろうとするチーム。ここで一つ、頑張ってみようじゃないか。ハユマとか楽しい仲間と離れることになるけれど。

そんな気分だったんだろう。エールが遅れたけど、頑張れ。心から応援してるよ。
by trico_dragon_no_9 | 2007-09-17 18:50 | 横浜F.マリノス