「また会う日」がやってきた!
傷ついた。悲しんだ。サポーターも苦しんだ。もう岡田さんが監督として俺たちの前に立つことはないと思っていた。でも一番岡田さんらしい場面で俺たちの前に帰ってきた。
オシムが倒れ、未曾有の危機に瀕したとき。おそらく後頭部を掻きながらのっそりと、でも確かな覚悟を決めて帰ってきた。
そして最強の切り札、山瀬功治。このワールドカップへ向かう大きな舞台こそ、二人の師弟関係の集大成を魅せる檜舞台だ。中央を、サイドを最強のドリブルで切り裂き、バイタルエリアから強力なミドルを放ち、ペナルティエリアを容赦なく蹂躙する。山瀬功治はこの日を待っていたのかもしれない。
代表がかつてないほど面白い。サイドバックが今ひとつな現状を考えると、知っているコマの中からハユマを、小宮山を選ぶかもしれない。ポストプレーが重要なプレーの要素である今の岡田さんのサッカーの中において、大島が呼ばれることもあるかもしれない。
雪で凍えるさいたまスタジアムの快勝を眺めながら、そんな岡田ジャパンの明日を考えていた。ワールドカップは俺たちの選手たちが活躍する。きっとそうに違いない。
by trico_dragon_no_9
| 2008-02-07 23:35
| 横浜F.マリノス