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Here Ⅰ Am.

お久しぶりです。
様々なことが起こりすぎて戦地を離れていた長官です。
リーグ戦アウェイのガンバ戦に参戦し、ロニーのくじけないゴール、鬼気迫る勇蔵のディフェンス、最後の砦として戦う哲也を観てから1ヶ月半、実に長い間現場を離れていました。

苦しい季節に返ってきました。この空気は岡田さん解任以来の重い空気なのかな・・・。
ただ、途中で離れていた分、冷静な部分もあるんだけどね。

重い空気に自分の意見としてひとつ言えることは、悲観してもチームは変わらないってこと。
たしかに桑原監督のサッカーは去年のスクランブルアタックのようなダイナミズムやカタルシスもないまま、ここまで来ている。アウェイではまったく勝てず、頼みのホームでも負けた。そして14位転落。

ここで騒ぎたい気持ちもわかる。不幸のどん底のような顔をしたくなるのもわかる。事実、俺も川崎で凹んだし。

でも。

往々にして悲壮な覚悟で臨んだ物事には悲劇の結果しか来ない。だったらでかい声で、思い切りチームへの想いを歌えばいいじゃん。

川崎ではヒリヒリするようなスタジアムの空気の中で久しぶりに跳ねて、歌って、応援した。気合の入った歌声の裏に、精一杯のチームへの激励がこもっているのを感じた。
ずっとチームと共に戦ってきた人にとって、あの負けはかなり後々まで響く幕切れだったと思う。
このキツさを現場を離れていた俺がどこまでわかっていたかは別だけど、あの空気は俺にもかなりキツかった。

じゃ、何で心に重く響いているのか。

きっと希望が少し見えたからなんじゃないかな?
兄ちゃんのフリーキックが、あんなにもきれいに決まったのはいつ以来だろう。MTでの練習後、何度となく自分で弁慶を引っ張り出し、フリーキックの練習を続けていた兄ちゃん。それがきれいに決まったんだ。
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イーブンの状態になり、激しく連動しだしたチームに「今日はやれるんじゃないか?」って希望を抱きながら色々考えてきた応援をぶつけて叫び続けた。選手も「今日はやれるんじゃないか?」って感じていたんだと思う。

だったらその希望をでかくしようよ。

きっとあと少しで突き抜けるんだと思う。スクランブルアタック2008でもいい。みんながワクワクするサッカーか、最後の最後で競り勝つ痺れるサッカーかわからないけど、そんな勝ちがもう少しで来そうな気持ちを感じたのは俺だけだろうか?

今度はホーム。それもみんなの声が選手に届きやすい三ツ沢。
「俺たちはここにいる!」って叫んでやればいいじゃん。

俺も仕事を終えたら駆けつけるぜー。


追伸:最近、チームの好転の鍵をこいつが持ってるんじゃないかと感じる今日この頃・・・
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by trico_dragon_no_9 | 2008-07-08 22:49 | 横浜F.マリノス